2014/12/04
ピッキング窃盗団のテクニック



逃走の時間稼ぎに鍵穴に異物を挿入する
ピッキングの窃盗団のテクニックの１つに鍵穴に異物を入れて逃走するというのがあります。鍵というものは、構造上の特徴としての形が噛み合っています。「鍵の形状」でなければ、開かないようになっています。ピッキングは、ピックによって、その形を仮想でつくり出す技術です。逆にいえば、正しい鍵でも「異物」がシリンダー内にあって、正しい形にはまらなければ鍵は開きません。この理論を使ってピッキング犯が、解錠後すぐに鍵穴に「つまようじ」等の異物を挿入し、鍵を開かなくしてしまうという手口です。
この方法をとっていれば、家人が予定外に早く帰宅してしまっても、鍵を開けられずに鍵屋に行きます。その間に逃走が可能。また、撤収中にすれ違ったりしても逃走時間を確保できる。こういった時間との勝負まで考えているのが現在のピッキング犯たちの特徴です。泥棒しかできないバカ、そう思っている人は考えを改めたほうがいいです。しかし、これには十分に対策がとれる。たとえば、携帯電話に最寄りの鍵屋の電話番号を入れておいて、家の周辺から離れずに連絡を入れます。ただし、ドアの前にいるのはキレた窃盗団に暴力を受ける可能性があるのでさけましょう。またドアの前に張りを入れたり、物をおいて開閉できなくさせるなどの対策があります。





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